胸元三寸

詐欺の話をしましょう。詐欺師というのは、徹底的に被害者を信じさせますね。それは被害者にとってとても嬉しいこと、じゃなければなりません。滅入った気持ちのときの人に、いきなりとても嬉しいことが起きたり話されると、冷静な判断力がなくなりますね。でも、被害にあってしまわれる方も、苦労はしないで避けて、嬉しいことが起きてほしい願望があることがあります。でも、詐欺の被害のなかには、深刻な苦しい状況にある方を狙う悪質なこともあります。なかには良心を逆手に取ったり、心理を利用することもあります。そういうときは、今の時代は法がありますので、法に頼って当たり前です。私も含めて誰にでも、自分の権利を守る、当然主張する権利があって、守ってごく当たり前です。学校のいじめもそうですね。厳密に今はいじめは詐欺罪などに当たらないことになっていますが、その子(人)に当てはまらないことをわざと言ったり、ぜんぜん見に覚えのないことを言ったり、わざとショックを受けることを露骨に言ったり、心理を操ろうとするところは、詐欺の手法に似てますね。最近は、弁護士さんに手続きを依頼すると、いじめの証拠を内容証明で送って、正当に罪に問うことをできるそうです。皆さん、いじめられてるあなたが悪いのではないのですよ。人をいじめる悪い人に後から因果応報がくるのでは遅いです。悪いことを早いうちに気づいてもらうのも、本当は悪い人の幸せのためでもありますよ。