政治家や大金持ちのセキュリティ

昨日の続きです。

セキュリティに注意しなければならないのは、なにも首相や大統領だけではありません。

一定以上のレベルの政治家や大金持ちもです。

金持ちはさておき、政治家について言えば、彼らはいつなん時命を狙われるかわかりません。

この辺りが日本人は本当に認識が甘いですね。

まあ、拳銃を持つことが難しいからでしょうが。

大体、暗殺を防止することは至難の技です。

何人SPがいようが、前もって下調べをしようが、政治家は知らない人と交流するのが仕事ですから。

実際にアメリカでは、わりと最近でも現役の大統領が狙撃されたことがありますし、ローマ法王も撃たれています(2人とも幸い助かっていますが)。

余談ですが、ローマ法王なんかよく毒殺の話がささやかれます。

これはSPなんかではどうしょうもないのでしょうね。

閑話休題。

次に金持ちですが、これも中南米や欧州なんかでは誘拐がビジネスになっていて、有名人や大金持ちは本人はもちろん、家族も狙われます。

ビジネスですからお金を払うと人質は大抵の場合、帰って来るとのことです。

ただし、警察が介入するとその限りではないようですが。

そのための専門の仲介業があるくらいです。

また、プライベートのガードマン業も盛んですね。

これも日本ではほとんど認識されていないようで、大金持ちや有名人はかなりガードが甘い。

今後、どんどん犯罪が外国化していきますから、こんな無防備ではやっていけなくなるでしょう。

そうすれば、新聞記者も首相に庶民感覚なんて馬鹿な質問をしなくなるかな。

では。