フランス泥棒事情(15) 空き巣編

私自身も直接ではないものの2度ほど経験があります。

最初の時は、私が引っ越した後にその部屋に入った知り合いが入居直後にやられました。

幸い被害は大したことなかったようですが。

それから、自分で借りていたアパルトマンを事情があって又貸ししていたら、その住人が空き巣に入られています。

彼は間抜けなことにかなりの額の現金を置いていたとのことで相当へこんでいました。

それで、警察と保険会社(盗難保険や火災保険への加入は賃借人の義務)へ届け出は本来の賃借人である私がしました。

当然ながら、現金は証明できないため返ってはきませんでしたが、壊されたドアの修理代やその他の盗難品は領収書を提示すれば賠償してくれました。

実は領収書はちゃんとしてなかったのですが、あるものをかき集めて保険会社の査定人に見せたら、なぜかほとんどを鵜呑みにしてくれたんです。

それでその場で小切手をくれました。

どうも保険会社の査定人も百も承知の上だったような気がします。

彼にとってはありふれたことで、額も大したことがなかったから見逃してくれたのでしょう。

長くなったので、今日のところはここまでにします。

明日は面白い空き巣の手口を紹介しますので、乞うご期待(本当かなあ)。

では。IMG_0016.jpg