さらにフランス泥棒事情がつづきます。
今日は睡眠薬強盗の話です。
これも一時はかなり話を聞きましたが、今はどうなのでしょう。
まあ、こういう犯罪がなくなることはないでしょうから、形は少し変わっても相変わらず犠牲者が出ていると思いますが。
手口はこうです。
シャンゼリセ通りとかオペラ通りとかの観光名所のオープンカフェで一人で行動している男性の日本人観光客がよく狙われます。
「すみません。私、日本にとても興味があるのですが、少しお話してもいいですか」と日本語または英語で若い美人が突然話しかけてきます。
これを断れる日本人男性はあまりいないでしょう。
実際、かなりのカモがやすやすとひっかかっています。
この観光客はコーヒーなりビールなり飲みながら喜んで話をします。
片言の英語でも通じるとうれしいので、完全に舞い上がるんですね。
女のほうも心得たもので、うまく乗せて油断させ、そして隙を見て、飲み物に強力な睡眠薬を入れます。
しばらくすると薬が効いてきて、この男性は完全にグロッギー。
では。
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