警察や刑務所の仕事に限らず、公共機関が翻訳で入札制を取ることが結構あります。
一部にはダンピングをする業者もいるそうです。
しかし、重要な案件を料金だけで判断してもいいんでしょうか。
外国の公的資料なんかに、時々とんでもない文章のものがありますからね。
まあ、これは翻訳に限りません。
多くの公共工事が入札制を取っていて、ダンピングで仕事を取ろうとする業者が必ずいます。
質を犠牲にして料金を下げるわけですね。
そして、工事の手を抜く。
これは恐怖でしょう。
地震の時なんかにばれてますよね。
ゼネコンは談合で仕事を分け合い、過度の価格競争になることを回避しています。
ただ、工事自体は下請けの建設会社に丸投げです。
そして、孫請けやさらにその下の業者が工事に請け負うわけですが、ここに来るまでの各段階でピンハネされますから、彼らは少しでも儲けを出すために、手を抜かざるを得ないわけです。
こんな仕組みは、官庁は百も承知のはずですが、何もしようとしません。
まあ、これは別の話なので、また別の機会に。
では。
入札制の問題(続き)
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