続きです。
私もフランスに住んでいた時に、何度か招待されて家庭料理をご馳走になったことがあります。
しかし、それほど美味しいと感じるものに出会ったことはないですね。
出てくるのは、大抵、肉か鶏、または魚を焼いたものと野菜の付け合わせ。
この野菜が特にひどい。
ぐたぐたに煮たもので味がついていない。
どの家でも、また、日本で言えば定食屋のような街のレストランでも同じですから、多分、これがフランスの一般的な味なんでしょう。
あまり知られていないようですが、フランスで最もポピュラーな料理といえば、ステック・フリットです(大抵のフランス人は、週1回は食べます)。
要するにビーフステーキにフライドポテトを添えたものですが、大抵、ものすごく固い肉で、味もろくについていない。
フライドポテトは日本と同じですが。
多分、フランス人の味覚が繊細だというのは、味音痴で有名なアメリカ人やイギリス人と比べればということなのでしょう。
高級フランス料理は確かに素晴らしいですが、一般的なフランス人には縁がないものですし、もっと手頃な値段のレストランにはあまり美味しいところがない。
だから適当な値段で満足できる外国料理が流行るのでしょう。
イタリア料理、アラブ料理、インド料理、そして日本料理ですね。
もう少し続きます。
「フランス人は10着しか服を持たない・・・」なるほど!(6)
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