やる気をなくす若者たち

IMG_0016.jpgある会社が、この春就職する社会人1年生500人と、就職してから1年経つ社会人2年生500人を対象に、「先輩社会人に言われたら、やる気を奪われてしまうセリフ」とのアンケートを行いました。

「この仕事向いてないんじゃない」、「ゆとり世代だなぁ」、「やる気ある」、「そんなことは常識でしょ」、「私が若いころは○○だったのに」とといったところが代表的な回答です。

まあそうでしょうね。

先輩社員がやっかみ半分と先輩面をするために言いそうなことです。

そして、新人社会人たちは、こんなことを言われると、せっかく頑張ろうとしているのに、がくっと来てしまう。

「そろそろ、やろっかな~」って思ってるところに、上司からやれって言われるとめっちゃやる気なくす、なんて意見も。

あのねえ、皆さん社会人ですよね。

親に勉強しろと言われた子供じゃあるまいし。

誰のために働くんですか。

自分のために仕事をするのであって、頑張るのも自分のためでしょう。

やる気をなくして困るのは自分なんです。

確かに、新入社員が使えないといった話を良く聞きます。

しかし、どの会社でも入社試験をしていますよね。

かなり厳しいし、倍率も高いと聞いたことがあります。

その上、最初に研修もあるはずです。

それなのにどうしようもない社員が入ってくる。

会社の人事係や採用担当者の人たちは一体何を見ているんでしょう。

一番重要なのは、学歴でも入社試験に良い点を取れるような知識でもありません。

仕事にどのように取り組むかです。

先輩に何か言われて簡単にやる気をなくすような若者は、最初から採用すべきではないと思いますが。

では。