続きです。
昨日書いたように、他人が握ったおにぎりを食べられないのは一種の神経症なので、科学的な理由はありません。
バイ菌がどうしたとか言ったところで、もっと汚いものが世の中には沢山あるでしょう。
知らないだけです。
大体、バイ菌が沢山付いているからといっても食中毒にならなければ構わないじゃないですか。
要するに頭の中で想像して、受け付けられなくなっているだけ。
だから、自分の母親が握ったおにぎりはいいけど、父親は駄目とか、友人の母親はOKなんて話になる。
しかし、鮨なんかは平気で食べるようです。
テレビでは、相手がプロだからだとか言っていましたが、勝手な理屈ですね。
食べたいという欲望の前には他人が握る云々なんてどうでもいい、それだけのことです。
そう言えば、アメリカでは鮨職人は手袋をしています。
ひょっとしたら、日本もそうなるのかな。
ただ、日本の大量の食料品廃棄は前から非難されていますが、こうした過度の潔癖症も多分この問題と無関係ではないのでしょう。
いずれにしても、世の中がもので溢れているために起きていることです。
日本人が本当の飢餓を知り、こんな贅沢を言えなくなる時代が来ないことを祈るばかりですね。
では。
他人が握ったおにぎり(続き)
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