続きです。
かなり前のことですが、今まで書いてきたことに関連のある記事がネットに上げられていたので一部を紹介し、私の考えを書いてみたいと思います。
−テレビ報道への反証、幼児が被害者となるシュレッダー事故が相次いで報道されている。
事故を受けてテレビメディア各局は機器の製造者である企業、その経営者に責任を追及した。
今回の事故の場合、製品側の不備や欠陥にて負傷したものでなく、製造者側に全責任を求める事は適切でない。
被害者に鞭打つ事は作法に反するが、あえて苦言を呈すならば、幼児が事故に巻き込まれた際の保護者の監督不行き届きも事故の原因として十二分にあると推論出来る。
鋏でも使用方法を誤れば幼児は負傷する。
それを監督するのが保護者の役割であり、その鋏の製造企業に、この鋏は物が切れて危ないので切れないようにしてくれと言うのは可笑しな話で全くの詭弁である。
今一度、消費者は道具の便利さの陰に潜む危険性を再認識するべきである。−
どうでしょうか。
筆者の下手な文章や不適切な用語には目をつぶるにしても、私はこの意見に賛成できません。
確かにメディアの一方的にメーカーを責めればいいといった姿勢には疑問を感じます。
しかし、だからと言って、メーカーがユーザーの安全性を軽視していいことにはならないでしょう。
今回の事故は確かに、保護者に責任を問うべき面もあるかも知れません。
しかし、すでに何度も書いてきたように、人はミスをするものなのです。
それが特に幼児であれば珍しい機械が目に入れば手を入れたがることは不思議でもなんでもありません。
そして、保護者は四六時中子供を監視していることなど不可能なのです。
もう少し続きます。
では。
人はミスをする(4)
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