「世の中馬鹿ばかり」でもないかも

20160302164120-435de2cd33e39e8ff8aa4aa7c1ec776eb14374d0.jpgのサムネイル画像かなり前のことですが、「世の中馬鹿ばかりだから」と一人の女性(いかにもそんなことを言いそうな女優が演じていました)がつぶやくテレビCMが流されたことがあります。

視聴者の抗議にあってすぐに内容が変更されました。

当然でしょう。

聞かされるほうは大変気分が悪い。

ただ、本当にこんなことを言う人は結構います。

なんとかいう有名歌手の口癖だったんじゃないかな。

それに口に出さなくても、こう思っている人は多いでしょう。

この間、上げた翻訳にこんな文章がありました。

「僕の一番上の息子は13歳で思春期真っ盛り。

この年頃の少年たちはいつも一言多いものですが、この子は何かにつけて自分が頭がいいところ見せようとするんですね。

それで、父親である僕は毎日、謙虚になれと言い聞かせるようにしています。

そんなことをことさら言わないほうがみんなは余計に賢いと思ってくれるのだから、躍起になって言い立てるのは止めた方がいいよ、と」

そうなんですね。

他人が馬鹿に見える人は大人になりきれていないからです。

他人を馬鹿よばわりしたところで自分の知能が上がるわけではないことがわかっていないんですから。

と言っても、ことさら自分は馬鹿ですなんてへりくだることもありません。

下手すると本気にされますから

では。