「卒業」と「草枕」

20160302164120-435de2cd33e39e8ff8aa4aa7c1ec776eb14374d0.jpgのサムネイル画像昨日の文章のやや続きです。

昔、「卒業」と言う歌がありました。

歌詞を全部写す余裕はありませんが、

「あと何度自分自身卒業すれば本当の自分にたどりつけるだろう」
「信じられぬ大人との争いのなかで・・・」
「早く自由になりたかった・・・」
「この支配からの卒業」

と言った内容の言葉が並ぶ曲です。

私はこの歌が嫌いでした。

こんなことを言うと反発を食らうかなあ。

カルト的な人気がありましたからね。

歌詞であることは百も承知で言わしていただけば、どうにも甘えているように感じるからです。

「支配からの卒業・・・」だなんて言っていますが、学校なんか行きたくなければ行かなければいいでしょう。

嫌なのに自主退学しないのは意志が弱いだけです。

親が煩いのなら、家を出て働けばいい。

親に食わせてもらっていて、自分の好きにはできません。

大体、この世の中、本当の自由なんてあるはずもない。

人が集まって社会を作っているんですから、当然ながらルールができるし、それを守らないわけにはいかない。

束縛を受けないで生きることは誰にもできません。

もう少し続きます。