風神・雷神に会いに

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占い師がこのお題をすると
本物に?!って感じですが^^;

私が会いに行ったのは上の絵である。

現在、有楽町の出光美術館で開催されている

国宝 風神雷神図屏風 ―宗達・光琳・抱一 琳派芸術の継承と創造―

という展覧会に土曜日に行った。

前回のブログで書いたとおり、美術館へ行ったの。^^

琳派は日本美術に少し興味のある方なら知ってらっしゃると思う。
その創始者 俵屋宗達、尾形光琳、そして酒井抱一の作品群が
ずらりと勢ぞろい。

ウリはやっぱり風神雷神図屏風!
日本史の教科書にも載ってるよね♪

先ほどの三者がそれぞれ描いたこれが今回、一度に見られるのだ。
もう、二度とこんなことないという話題の展覧会。

美術館に入ったら、さすがに、人がいっぱい。
入場制限があった中での鑑賞だったけど、よかったよ☆

やっぱり国宝の俵屋宗達の作品が一番迫力あって、渋くって最高。
尾形光琳のも、鮮やかでコミカルで個人的には好き。
酒井抱一のは、力が抜けて、さらりとしたイメージ。

それぞれの個性が堪能できて、心うきうき。

でもこれを見ると、ちょっと前にあったイタリア人画家の絵を
日本人画家が盗作した事件を思い出す。

昔は著作権なんてのなかったから、尊敬する絵師の絵があると
そのまま模倣するのが当たり前。
しかも模倣したのを自分の作品として出してたりするのもあり。
それを思うとね…複雑ではある。

昔の常識と今の常識は違うから仕方ないんだけどね。^^;

というわけで、他の絵も素敵で、いろんなことを考えることができる
お腹いっぱい、とても楽しい展覧会であった。^^

これから季節は秋に向かう。
これを読んでみた方、今年は芸術の秋はどう?

東京の辺りの方なら第一弾に、この展覧会はオススメ。
今週末までだけど。たまには気分転換になっていいよ☆^^