恋の成功理論「彼の気持ちが見えず、別れを告げたけれど・・・」(12)

彼に対する不満や不信感に気を取られてしまい、彼の良い所は、当たり前に思ってしまう女性は、彼に文句を言わないとしても、表情や態度には出ている可能性があります。

無言になったり、表情が硬くなったりして、自分の不快感を表現しているかもしれません。彼が異変に気付き「どうしたの?」と問いかけても「別に...」などと口を閉ざす。

あるいは、「なんでもない」と普通に応えたとしても、その場の空気は重たい雰囲気になり、彼は、なんらかの不満があるらしい、と察知する。

けれど、責められたり、怒られたり、泣かれたりして、けんかになることを恐れて、そ知らぬふりをしてやり過ごそうとするかもしれません。

そんな彼のいい加減さや、その場しのぎの対応に寂しさを感じたり、腹立たしさを感じたりして、彼の不誠実さを感じて、彼が本当に自分のことを大事に想っているのだろうか?と疑念を抱いてしまうかもしれません。

彼は具体的な問題点に気づけないのですが、その場の空気や気配で、なんらかの問題があることを察知して、居心地が悪くなり、一緒にいる時間がいたたまれなくなり、その場から離れたい、帰りたい、と考えてしまう可能性があります。

理由を説明してもらえず、息詰まるような雰囲気が何回か続いた場合、彼はますます彼女に対して手を抜くようになり、時間をさいてまで会いたい、とは思わなくなる可能性もあります。

つづく・・・