昔から旅行をすると見聞が広がると言われています。
だから「かわいい子には旅をさせよ」といった諺もあるんでしょう。
しかし、旅をすると却って勘違いを増大させてしまうこともあります。
かなり前に亡くなった映画監督 伊丹十三さんは「ヨーロッパ退屈日記」のなかで、「偏見を得ようとするなら、旅行をするにしくはない」と言っています。
まったくその通りですね。
旅といった短期間で、大したことが理解できるわけがない。
ただ、人間は大抵、自分の経験が特別だと考えたがるものです。
自分の目で見た、または見たと信じているほんの僅かなことから、新しい発見をしたと思い込む。
タイトルに書いた「フランス人は10着しか服を持たない・・・」もその好例でしょう。
なんでもこの本は今、大変売れているそうです。
私に合うとはとても思えないので、読んでいませんが、あるテレビ番組でこの本を紹介していたので、そちらは見ました。
やはり思った通り、偏見に溢れていましたね。
明日に続きます。
「フランス人は10着しか服を持たない・・・」なるほど!
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