「フランス人は10着しか服を持たない・・・」なるほど!

IMG_0016.jpg昔から旅行をすると見聞が広がると言われています。

だから「かわいい子には旅をさせよ」といった諺もあるんでしょう。

しかし、旅をすると却って勘違いを増大させてしまうこともあります。

かなり前に亡くなった映画監督 伊丹十三さんは「ヨーロッパ退屈日記」のなかで、「偏見を得ようとするなら、旅行をするにしくはない」と言っています。

まったくその通りですね。

旅といった短期間で、大したことが理解できるわけがない。

ただ、人間は大抵、自分の経験が特別だと考えたがるものです。

自分の目で見た、または見たと信じているほんの僅かなことから、新しい発見をしたと思い込む。

タイトルに書いた「フランス人は10着しか服を持たない・・・」もその好例でしょう。

なんでもこの本は今、大変売れているそうです。

私に合うとはとても思えないので、読んでいませんが、あるテレビ番組でこの本を紹介していたので、そちらは見ました。

やはり思った通り、偏見に溢れていましたね。

明日に続きます。