続きです。
しかし、コート等を含まないで1シーズン10着とすると、全体で50着くらいになりますよね。
私は日本の女性のことも良く知っているとは言えませんが、これは結構多いような気がします。
アメリカではどうか知りませんが、日本では、住宅事情を考えるとよほど経済的に余裕がないとこれだけの洋服をしまえるようなワードローブを持てないでしょう。
要するにこの本は日本人にとっては別に目新しいことを提唱しているわけではないんですが、なぜか沢山の女性(多分)が飛びついた。
結局、題名の付け方が上手かったんでしょうね。。
「Lessons from Madame Chic: 20 Stylish Secrets I Learned While Living in Paris」を直訳してもこんなにヒットしなかったはずです。
「カリフォルニアガールがフランスの貴族の家にホームステイをして学んだ上質に暮らす秘訣」といった惹句もなかなか効果を上げています。
日本の若い女性は貴族が大好きですから。
一応書いておくと、フランスの貴族制度はずいぶん前に廃止されています。
ですから貴族は存在しないんですね。
当然、伯爵、侯爵といった爵位もありません。
名前の一部にそうした家系の名残はありますが。
続きます。
「フランス人は10着しか服を持たない・・・」なるほど!(3)
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