日本語に混ぜて使われる外国語

IMG_0016.jpg何回か言ったことがあるんですが、会話にあまり外国語を挟むのはよくありません。

完全に日本語に溶け込んでいるものは別ですが。

しかし、この風潮は昔からあります。

一番、顕著なのは政治家でしょう。

何かと言えば、自分を賢く見せようと演説や談話に英語を挟みます(昔は中国由来の成句でしたが)。

そして、ファッション関係やトレンドの先端を行っているつもりの人たち(さすがに私もファッションやトレンドは日本語に言い換えたりはしません)。

そして、もっとも責任が問われるべきは、影響力が大きいマスコミ(特にテレビ)ですね。

本来、正しい日本語を守るべき立場なのに率先して崩してきた。

とここまでが、枕です(枕営業とは関係ありません)。

最近、こんな文章をネットで見つけました。

「外国人から見て、日本語で不思議なのは、日本語にも同じ意味の言葉があるのに、わざわざ外国の言葉をカタカナにして使うこと。日本語に戻したほうがいいと思うカタカナ語を10語、選んでまとめてみました」。

ではどんな言葉かと言うと、①リスペクトする、②ネグレクトする(ネグる)、 ③サーベイランス、④スキーム、⑤スクリーニング、⑥トレーサビリティー、⑦アジェンダ、⑧エンパワーメント、⑨コンソーシアム、⑩パブリックコメント、だそうです。

なるほどねえ、しかし、皆さん意味がわかりますか。

私は翻訳者との仕事がら、こうした言葉は知っている方だと自負しているのですが、意味はわかっても、耳慣れない言葉があります。

続きます。