連載*恋愛上手になれる・恋愛塾

159932.jpg肉体を消耗するまでの時間は残り少ないし、未熟で霊格の低い心のままでいたくないからこそ、この世に生まれてきたのですから。
肉体を無くしても寄り添い語らい働いて、自分の存在価値が見いだせる世界で永遠に仲間と有り続けるためにです。あるいは、今はまだわからない素晴らしい意味や価値にたどり着くためにです。

話しがそれてしまいましたが、言いたいことは、恋愛においてこそ、人が人のために何かができる機会になる、ということです。
好きという情熱に突き動かされて、自分の底力を発揮できるチャンスなのです。
好きな人にでさえも出し惜しみをしてしまう人は、かなり霊格が低いと言えます。
逆に、敵対する人、嫌いな人でも、誰かを助けられる人は、霊格が高い、と言えます。

この世に生まれてきた意味が霊格を高めること、と感じられたのであれば、まずは、好きな人には勇気を持って、慈愛心をもって接してみることです。

運動会や演奏会、或いはコンクールで仲間とともに同じ目的で戦い、試練をくぐり抜けて得た感動や連帯感、皆で抱き合い、喜びを分かち合った思い出がある方は、ぜひ思い出してみて下さい、その感動という幸福感に包まれた世界が永遠に続き、そんな風に生きられる喜びが、霊格の高い世界には存在している、ということを。

そして、この世に生まれてきた人は、そこを目指し、たどり着きたいと、感じ、今を生きているということを。

なにげなく、なんとなく今を生きていてはもったいないのです。不幸も悲しみも苦しみも、大事に噛みしめる価値があるのです。
そして、自分が目指す幸福が何か?と考え抜く必要があります。
それを手にする為には、どういう発想で人と向き合い、どう行動すればよいのか?と知恵を絞る必要があるのです。
肉体をなくし、心だけが存在した瞬間に、知恵と発想力だけが自分に残るパワーであり、存在そのものになるからです。

おわり