病気

いよいよ明日再再検査。

先月末毎月通う済生会で嫌な病名の宣告を受け、

旧市民病院を紹介された。

私の病気の専門は後、原爆と大学だという。

明日再度MRIを撮る。3回目だ。

一生懸命生きている人には不謹慎と思われるかも知れないが、

私はホットする思いも有る。

これで、時間が経てば確実にこの世から消える。

この安心感は死ねない苦しみよりも大きいと思う。

生きていると老衰して動きもままならなくなる。

起きて寝る。又はそれすら理解出来ない人間になるかも知れない。

テレビショッピングでは健康食品。

皆さん健康に長生きしてポックリ逝きたいのだろう。

時に死を恐れる人がいる。

その人はシッカリと生きていないのだろう。

人生を一生懸命生きなかった後悔が恐怖となって襲う。

特に人から色々奪う生き方をしてきた人に多く見受けられる。

この世の借りはこの世で返しておかないと、来世があるともいいがたい。

真っ暗闇。その闇にいることすら認識できない。

記憶の遮断と断絶。

若い女の子が一冊の本を手に押しかけてきた。

自分の病気はスピリチュアルでなければ治せない。

治してくれという。本にそう書いているという。

障害者手帳を持っている人だった。

無理だというと2時間も居座られた。

そして彼女はこう言った。「生活保護が無くなると生活出来ない。だから、

ほどほどに。」こんな人が暗闇の世界へ逝くのだろう。