金沢にあるひがし茶屋町のすぐ近くに
主計町というところがあるのね。
そこにちょっと見てみたい坂があったの・・・。
暗闇坂っていうんだけど。
なんだか興味をひかれるその名前。
ここは暗がり坂を下りて細い路地の一角に
昼でも暗く怪しげな空間があるらしいの・・・。
昔、この坂を抜けてお茶屋遊びに行くことを
「ひよどりごえをする」って言ったそうです。
五木寛之の新金沢小景でも
義経伝説で知られる「ひよどりごえをする」っていう言葉は
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日常をふり切って散財するというシャレを込めた意味だろうか。
別名「暗闇坂」の通り、夜は真っ暗な上、
以前は丸太の段だけだったため、
けがをする人もいたという、男の獣道であった。
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と 書かれている。
見てみたい。
そんな衝動にかられ訪ねてみた。
ひがし茶屋町から大きな道を渡り
浅野川沿いのほそ〜い路地を入って行くと・・・。
あった、あった。
なんとなく秘密めいた小さな坂。
ぐるっと1週まわって坂を下りてみる。
ちょっぴり ワクワク・ドキドキ
きっと心躍らせて 足軽におりていったに違いない。
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