諦めたというよりは忘れていたらご懐妊!

135856.jpg昨日はとても嬉しいおめでたいご報告がきました!

かれこれもう5,6年たっているかな・・・・?

結婚5年目にして なかなか子宝に恵まれず
不妊治療を始めた彼女が 3年ぐらい経過しても結果が出ず
闇の中をさまよう感じで・・・・

とにかく頭の中に 「懐妊」「妊娠」しかなくって
食事ももちろん飲み物、いいと言われる神社仏閣。
もちろん基礎体温を測って これぞという日に必死に励む。

お金を貯めて体外受精に望むも失敗。
それも相当お金がかさむらしく断念。


もう諦めのどよどよどよ〜〜んな中  震災が。

結局、不妊治療どころではなくなり 避難生活を余儀なく。
子作りどころじゃない・・ 毎日生きていくのに必死。

何度か震災後にお話をしたけど 不妊治療の話は一切出てこなかったし
今後の事や 移転先など仕事、故郷・・・ いろいろ話しました。

何よりご主人と彼女が無事で 元気で生活ができること。
以前よりももっともっと大事な事を発見したと語ってくれました。

大切なのは日々の生活そのもので ご主人に対しても
考え方が変わって とても仲睦まじく生活をされているようでした。

しばらく連絡もなくて お久しぶりできた連絡は

「祝・ご懐妊!!!!」  という件名。


あれからご主人と二人、遠い西の地に移り 心機一転
仕事も変えて 半、自給自足のの生活を送っているらしく
1日1日の時間のたち方が変わったとか・・・。

お互いをもっといたわりあい 健康で暮らせる幸せに感謝しながら
抱き合ったとか・・・。

でね、不妊治療もなにもしてなくて ごくごくふつ〜に仲良く
生活してたら 妊娠したんだそうです。
あ、正確には「妊娠してた」んだそうです。

それぐらい気づかなかったご本人。
そういえば遅れてるな〜〜〜 まさか閉経?
なんて そっちを疑ったほどみたいですから・・・。

さぞかしビックリしたことでしょう。

あんなに執着してたときは 本当に余裕がなくて
おトイレにいっては一喜一憂・・・・。
そんな毎日だったのに そんな事をすっかり忘れて
生きていくのに必死だった二人。

妊娠て 確率の多い日だとか 回数とかじゃないんだと思う。
本来の身体の機能がしっかりと受精に向かっていくエネルギー。

相手を慈しみ、愛おしいという気持ち。

それが大事なんだと思うな。

諦めるというよりは 忘れちゃうほど 毎日、無我夢中に生きること。

そんな事を教えられた一日でした。

おめでとう!!