癌治療に対して私がおもうこと

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このところ川島なお美さんの事や北斗晶さんの癌の治療に関して

あれやこれやと色々な角度の意見が飛び交っていますね。

手術をして抗がん剤や放射線治療を選んだ北斗さん。

手術こそされましたが 抗がん剤や放射線治療を拒否した川島さん。

どちらが良いとか悪いとかではなく

選択肢は本人の意志だということ。

川島さんも抗がん剤治療をしていれば まだまだ生きていたに違いない

なのに・・・ っていう声も聞きますが

はたしてそうでしょうか?

彼女は抗がん剤や放射線治療をしながら苦しみながら1日も長く生きる事を

望んでいたのでしょうか?

抗がん剤の治療法を選択すれば 彼女の思うような女優生活は断たれたかもしれません

復帰してくるには相当な時間が必要だったかと思います

その間に歳もとります、外見も変わるかもしれません

そこまでしても1日でも長く生きたいという選択肢はなかったんだと思います。

それはその人の年齢や環境、周りの家族やお仕事

色々なコトが取り巻いている「今」の自分を考えた時に

数ある選択肢の中で 本人が望んで決めた治療法がいちばんなんだと思います。

抗がん剤や放射線治療をして苦しんでも 1日でも多くお子さんの成長を見たい

また 子供達にもお母さんが1日でも多く生きてる姿を見せたい

いろいろだと思うんです。

哀しいのはご本人に選択肢がなく 家族や医師が全て決めてしまい

本人の意思とは違った治療法をされている方をみます

私はこれがいちばん哀しいかな って思っています。

生き方や思想はそれぞれみんな違います。

たとえ親子であろうとも 夫婦であろうとも

絶対に良いし本人の為にそうしてるんだ!って反論の方も

いらっしゃるかもしれません

でもね、残された人生

病気は何かを教えてくれる

たくさんの選択肢を本人が知っていて選んだのなら それがいちばん。

何より「信じる」という力が大きく影響するから

「なおる」という信じる力って本当にすごい

本当に本人の事を思っているのなら 数ある治療法を

教えてあげることなのかもしれません

そのリスクもデメリットも全て含めて

「そんなの治るはずがない」なんて思いながら続ける治療法は

あまり効果がでてきません

それより「なおる」と信じて実行する方が はるかにパワーを発揮します

話は戻りますが そんなたくさんの選択肢の中で川島さんが選んだ治療

彼女はそれを全うして 彼女らしい終わりを生きていったと思います

だから彼女は決して自分の選択した治療法を後悔はしていないはず

むしろ最後まで「女優」でいれた事に誇りを持っているはずです

だから多くの人がココロ動かされたんだと思います

決して北斗さんの治療方法が間違ってると言ってる訳ではありません

北斗さん自身が選択した最善の方法だと思いますから。

話は飛びますが 皆さんは自分が癌になったら?

そう考えた事はありますか?

病気ってひとごとだと誰でも思っています。

私がなるはずが・・・ なんて思っているかもしれません

みんなそうなんです

まさか自分が癌になるなんて・・・ 考えてもいません

そして発病すると なんで私が癌になったんだろう? と 自分を責めます

病気は何かを教えてくれます

そして今は医療もかなり変化をしています

治療法の選択肢も かなり自由にそして多くの方法が

インターネットでも検索できたりもします

自分の症状にあわせて そして生き方、思想感、経済、家族をふまえて

「これなら絶対なおる!」と思える選択肢をされることを願います。

私の周りにも残念ながら癌を発病されてしまった方がいます。

そして今も元気で病気のかけらもなく 毎日充実して過ごしている方

自分の人生を全うして逝かれた方 それぞれです

どれもご本人の選択した生き方であり 

共通しているのは 後悔がないことです。

もし 癌になってしまったら

まずは色々な人の意見や治療法 できる限りの手段で

探ってほしいのです

そこには今まで出会う事のなかった 違った世界が

あるかもしれないからです

さいごまで読んでくださって ありがとうございます。

デリケートな病気の事で 不快に感じた方もいらっしゃるかもしれません。

あくまでも私の個人的な意見です。