優しさゆえの嘘もある

うそ鳥の姿・・・

とても綺麗な鳥なんだから

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筑前の太宰府天満宮御やしろに毎年正月七日うそかへと云う事あり

四方の里人木の枝其の他のものをもてうそとりの形をつくり持きたり

神前に於て互にとりかへて其の年の吉兆を招くことに

なん是や今迄あしきもうそとなり吉(よき)に鳥かへんとの心にてうそかへという元より

此おん神の託によりて始まれり直き心をもてすれば

誠の道に叶ふべしここに亀戸天神はつくしのうつしなれば

文政三年(1820年)この事を始めて毎年正月二十四、五日うそ鳥の形をつくり

境内に於てうらしむれば信心の人々かひ求めて神前にある鳥かへなば

かけまくも賢き神の御心にもかなひ開運出世幸福を得べきになり

亀戸天神にて