子供がイジメにあっていて悩んでいる方から相談を受けることがあります。お話を聞いていて感じるのは、子供の喧嘩や問題に親が口を出して良いものか?という迷いや戸惑いがあるようで、どう対処したらいいものか・・・と悩んでしまうようなのです。
けれど、イジメに耐えきれずに自殺した、というニュースで、その後、両親が裁判を起こしたり、イジメによる暴行事件で命を落とすケースを見かけるたびに思うのです。
「もう少し早くに対処できていれば、あるいは、家族との絆が深ければ・・・別の展開もあったのではないか・・・」と考えてしまうのです。
イジメで自殺する子供は、長年イジメにあっているケースが少なくありません。幼稚園、小学生の頃からイジメられていて、中学生になる頃には耐えきれなくなり自殺してしまうことがあるようです。
子供が自殺する理由はさまざまだと思いますが、自殺するまで追い込まれていて、親に打ち明けられない、という理由について考える必要があるのではないかと思うのです。
子供が最初にイジメにあった時に、親に相談してもきちんと聞いてもらえなかった場合、子供はその後、二度と相談しなくなってしまうように思います。あるいは、「それくらいのこと我慢しなさい」と諭されたり、助けてもらえないと感じた場合は、なおさら口を閉ざすようになると考えられます。
イジメだけでなく、些細なことを話し合える雰囲気が親子の間になければ、子供は親に心も閉ざすようになってしまうと思います。
例えば、朝起きて「ご飯さっさと食べなさい!ノロイんだから」とか「また遅刻するわよ」とか「忘れものしないでよ!」というような、子供が反論する余地のない威圧的な雰囲気があると、子供は口を閉ざすようになります。
「何を言っても怒られるだけ・・・言い分を聞いてもらえないから黙っていよう」という心理がはたらき、徐々に心まで閉ざすようになってしまいます。
子供を躾けることと小言を言うのは違うように思います。
朝起きて「ご飯ゆっくり食べなさいね。でも、遅刻したらマズイから早く食べた方がいいか」とか「今日は遅刻しないで行けるよう頑張ろうね」とか「忘れものないよね?」と言葉尻一つでずいぶんと印象が違ったものになりますよね。
子供が最初に対人関係を学ぶ相手は、母親だと思うのですね。母親が一方的で威圧的な態度で接してしまうと、子供はある年齢までは従順に育つように思いますが、思春期を境に母親へ反発するようになります。成長する過程で親子関係に不満や疑念が生じてくるからです。
子供の目からみて、母親が人生を満喫して楽しんでいたり、母親なりの成功をおさめていたり、尊敬できる一面があれば、子供は一目置いてくれるものです。けれど、母親が言い訳ばかり、愚痴ばかり、ため息ばかり、人生がうまくいっていないように見えるほど、子供は母親に反発します。なぜなら、自分の人生を良くできない人に、指図されたり、注意されることに疑問を感じるからです。
料理の下手な人に料理を教わる意味がないように、ましてや自分より料理が下手な人から、「あなたは料理の手順が悪いし、下手くそね」と指摘されたら矛盾を感じて腹立たしさを感じて、「あなたには言われたくありません!」なんて、突っ込みたくもなりますよね。
親として子供を厳しく指導することに重点を置くよりは、自分自身(親)の人生を良くすること、自分の人生が充実することに重点をおくべきだと思うのです。指導するよりも、親の人生が幸福そうで充実しているという背中をみて、子供は多くを学びながら従うようにもなれると思います。
子供なりに考えて思考力も備わると思います。過干渉の指導では、思考力を衰えさせてもしまうように思います。
そして、親子関係で最も大切なことは、些細なこと、心を開いてなんでもを話せる雰囲気を作ることだと思うのです。
1.子供の味方になろうとする。
2.子供の言い分を聞いてあげる。
3.なぜ、子供がうまくできないのか?と考える目線をもってみる。
4.どうしたらうまくできるようになるか?と考える目線をもって応援する。
5.自分の子供時代のことを思い出して、大らかに考える目線をもってみる。
6.子供と心を許しあって話しているか?という目線になってみる。
7.子供に見栄をはらず、苦労話や悔しかった体験談を通して子供の苦労を一緒に分かち合ったリしてみる。
8.子供の相談相手になることと、指図することは違うのではないか?と考えてみたりする。
などなど、対処法はさまざまですし、おかれた状況や個人差がありますので、自分自身で考えて実務能力をつけることが大事だと思います。
親子関係が良い人ほど、子供の気持ちを大事にしています。甘やかしではなく、気持ちと交流を大事にしているという意味です。子供との関係がうまくできる人は、対人関係でも、相手との距離をとるのが上手です。
子供相手でも恋人相手でも、気持ちを分かり合う、という点ではまったく同じことなのです。心の交流こそが絆を深めることなのです。
そのようにさまざまな角度から考え、試行錯誤するほどに、運貯金が殖えます。そして、どんどん好調の波に乗りやすくなり、実務能力が上がっていきます。人の気持ちを推し量るということは、経験からしか学べないと思います。その経験を怠る人ほど、運貯金ができず、親子関係に限らず、人生もなかなか上昇しないのではないかと思うのです。
(運貯金の仕事編・友達編などなど、後日更新したいと思いますのでお楽しみに!)