幸せのために~ 嫉妬と戦争の関係を考える

こんにちは。

いつもありがとうございます。

ロシアのウクライナ侵略が長引いてしまって、気がかりな方も多いと思います。

今日のお題は、嫉妬と戦争の関係です。

はじめに、ちょっと面白い切り口の動画を見つけたので、ご紹介します。

プーチンなぜ戦争を起こしたか★感情の側面から解剖すると見えてくる人間関係の秘密 - YouTube

兄弟間の嫉妬という切り口から、プーチンが戦争をはじめた理由をのべています。

もちろん他にもいろんな理由はあるかもしれませんが、人の心理としてはわかりやすいです。

負けたと思って怒って相手を攻撃する、そういうことは戦争という規模でなくても、

普段の人間関係でもあると思います。

ただ、それもひとつの切り口で相手と比べてみているだけです。

嫉妬するのは、自分が負けたと思っている側の方で、負けたままではいられないので、

相手を攻撃したくなるのかもしれませんが、

嫉妬している側にも優れた面、恵まれている面はたくさんあるわけです。

嫉妬している側も、「勝っている」面はあるわけです。

それがあることをきちんと認識することで、嫉妬の気持ちは起きにくくなるでしょう。

仮にうらやましいと思っている相手の能力や成功、幸せがあるとしても、

影でどれほどの努力や苦労の上に成り立っているのか、想像することができれば、

簡単に嫉妬は生じないでしょう。

嫉妬は争いのもとで、するほうもされる方も、不幸になります。

たとえ、嫉妬する方が力で相手をたたきつぶせたとしても、

未来では重大なカルマが待っています。幸せになるのに、自分に遠回りをさせてしまいます。

それに、相手をつぶしたところで、自分は本当に幸せになれるものでしょうか?

本人の成長が止まって進化できなくなってしまいます。嫉妬している状態も苦しいはずです。

カトリックの聖書には

★「悪魔の定義は、自分と他人を比べて、自分にはなくて、他人がもっているものをほしがること」

という記述があるそうです。

嫉妬することで、簡単に魔界の方に引っ張られてしまうのですね。

★世の中の諸悪の根源は、嫉妬心

では神様に喜ばれるのは?

★「嫉妬心がまったくなくて、いつでも他人の幸せや才能や優れた能力を自分のことのように

素直に喜べる人」ということです。

★人間のゴールは嫉妬心をなくすこと

もちろんゴールというのは、なかなかたどり着けない目標ということですので、

少しずつそこに近づいていければよいのだと思います。

そもそも、どうして相手に勝つ必要があるのか、どうして比べてしまうのか、

その心を見つめた方がよいかもしれません。

※後半の★の言葉は『神様に愛されたら、幸せな奇跡が起こりだす』ブルーシャ西村 著

から引用しています。この本もとてもおすすめです。

★嫉妬心が人間からなくなれば、世の中は平和になります。

私もそう思います。