あなたにとって占いとは

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以前いらした方に附いて来られた某大学人文学科の学生さんが、

『レポートとして現在の占い事情をやっとって、何人かの占い師さんからインタビューを取る』

とかで、聞かれた内容の一つです。

『メシの種ですか?』

『それとも人助けですか?』

・・若くなくっちゃ、出来ない質問やなぁw

いや"メシの種"なんやったら、ナースやっとった方が、定収になるやん。

社会的信用もあるし・・

"人助け"なんて、そんなおこがましいコト、言えるワケ、ないやん・・^^

オラがしとるんは、あくまでそのお方の進路決定のお手伝いであってそれ以上でも以下でもナイ。

結局・・コレしか出来ないから、やっとるだけ。

敢えて言うなら・・

オラは以前ブログにも書いた、50代女性のクライアント様の言うたコトバを彼女に言った。

『男の人が、仕事の憂さや愚痴を夜の街で酒と共に吐き出す。

夜の店のオンナノコ達は、その愚痴を何処にも漏らさず受け止め、ちょっとのアドヴァイスをしたりする。

そして癒された男達はまた、ビジネスと言う戦争の中に向かっていく。

占いの主なクライアントである女性達にとっての占い師は、そんな存在』

それを聞いた彼女は更に問う。

『でも、占い師の社会的立場って、低いじゃないですか?』

・・ごめん。

実はオラ、少ぉしムカついたよ。

どんな大文豪かて、E原さんかて、大物芸能人かて・・

最初は何の社会的地位もなかったんやよ?

いやむしろ・・オラはナースの国家資格を持ち、社会的経験も積んできた。

あんたより年上の年齢の子供かていてるんやよ?

あんたにとっちゃ、例えば、大衆料理屋の主人も、夜の店のオネエサン達も・・社会的地位、低いんやろうね?

オラは少なくとも金沢で一番の繁華街で事務所を構えて、10年以上やねん。

潰さず、経営してっとるねん。

それがどんだけ大変なコトなのか、判っとらんよね?

大学を卒業するであろうあんたにとっちゃ、専門学校卒で怪しげな詐欺師まがいの職業にしか見えないのかも知れんけどね・・

でも、知識量は、あんたには負けない自信があるよ?

今でも研鑽は続けとるし。

そしオラシが今までそうやってお金を掛けてきたから・・この"頭の中"が、即ちお金になるねん。

あんたはそれらを総て飛び越えて、オラと同じ土俵に立ってるつもりやろか?

高校卒業する時、既に、オラの書いた短編は6本程・・普通の市販の文庫本に掲載され、万単位の原稿料を頂いとったよ?

やるコトやってきて・・"今"があるねん。

これからあんたはきっと・・いっぱい痛い思いも悔しい思いもするんやろうね・・

そしてオラと同じ歳になった時・・果たしてオラを"超えるような"コト、しとるんかな?

・・云いたかったけど・・多分云うても理解るまい。

オラは彼女にもっかい云うた。

『気付いたら・・オラには"この道"しかなかってん』

・・いつか気付ければ良いけどなぁ。



この道より 我 活かす道なし

この道を 進む

(武者小路実篤)
画像は本文とは全っ然!関係ありませんがwせめてもの脱力を提供致したく、ネットから拾って参りました^^;