怒り

世の中には感情的に怒りやすい人と、
一応寛容に見て、その後に冷静に判断する人、
あるいは、怒るタイミングを逃してしまう人もいます。

人前で怒るのも慣れないとなかなかできませんで、
しかし慣れると止まらなくなる厄介なものです。

基本的には「怒り」は肝臓に溜まりますので、
自分の健康を痛めるだけで損なのです。
怒り=悲しみ(思い通りにならない)ですよね?
が、世の中思い通りにならないのが常。

しかし、人間には怒りの感情がある以上使い方があります。
何とかなるものにいちいち感情的に怒る事は
無駄なエネルギーを使うだけですので、
淡々と対処しましょう。

すぐ怒る、のはあまり賢くは思えません。
後味の悪い事も多くなりますし、誰かが悪い攻撃も
疲れるだけで、言霊が自分に戻るだけでございます。

しかし、何ともならない事もあり、
理不尽な事もあり、心に溜めて苦しみ続けるとか、納得いかない状態で、
自分だけが苦しむなら、それを表に伝える事も必要。

「思った事を言わないのもエゴ」だと、日本人はそういう人が多いと
外国人のスピリチャルの先生が言っておりました。
その時は、えっ、それって私の事かいな?

なんて思っていましたが、今は、たくさんの人とセッションしてきて
その意味がわかります。

それをやり続けると自分のエネルギーが閉じてしまうからです。
自分の為に頑張らないのも一種のエゴなんだとわかりました。

エゴは何の得にもなりません。
泣き寝入りせず、怒る権利のあるものは、自分の感情も含めて
訴えないと相手には伝わりません。

相手も自分と周囲の事で手一杯なのですから、
伝えて、ならずとも考えて貰うのも自分のすべき事です。

怒りを全部飲み込む日本人、
それでもフツフツと「今に見ておれ!!」をモチベーションに
出来るなら、それも可です。

怒りのメリハリ、ここが課題でもありますよね、
まずは、紙(神)に書き出してみるのも一つです。

バカヤロ〜!って思いっきり書いてください。
たくさん書いて、どうしても耐えられないこと、
わかって欲しい事を見つけ出したら、ちゃんと伝えてください。
ちゃんと聞いてもらってください。

もし、それも聞く耳を持たないなら、
本気で怒ってください。
それ以上お付き合いになる必要もありません。

自分の怒りのマネージメントを考えてみましょうね!