四苦八苦...

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日々、相談を聞いていますとね、やはり皆様、四苦八苦しながら
ギリギリ頑張っておいでです。

そこで、ふと四苦八苦とは...?

四苦とは「生、老、病、死」の事、
そのほかにも、儒教や仏教でいう六情六苦、
「喜怒哀楽愛悪」「生老病死貧財」の苦

更にですよ、七情というものもありまして、
「喜、怒、哀、懼(く:恐れ)愛、悪、欲」
この場合は、楽と欲は一緒と考えるらしいです。

→と、行くほどに思慮過剰(考えすぎ)になりやすく
漢方では脾臓を壊す事になるのだそうな...
体調を崩すってやつです。

はい、何となくわかりますですね(^^;)
どうして過剰(もっと!)になるのかというと、
ここで悪魔が惑わすんでございますね!
悪魔は心の中で恐れの成長を常に企んでいますから...

そして、八苦
生苦(生まれるだけで苦!)病苦、死苦、
愛別離苦(愛する者との別れは苦どころじゃない!)
怨憎会苦(行く手には必ずムカつく人間が居る!)
求木得苦(求めるものはなかなか得られないんです!の苦)
五陰盛苦(肉体があるが故の苦)

存在意義、何のために生きているのか、
生きている意味って何?という苦でございます。

しかし、これらの大問題を自分なりに解決し悟る事で
幸せを見いだしていけるのだそうです。
もちろん、幸せとは欲を満たすという意味ではありません。

「七情八苦」苦の方が一個多い...
まあ、そんなもんでしょう(^^;)

そして、誰しも身に覚えのある、また時代に変わりなく、
「私だけ」逃れる事もできず、「私だけ」の苦しみでもなく、
人間の歴史はすべてこの苦悩にもがいてきたのでしょう。

という事は、神様やら仏様やらが、
皆平等に人間に課せられたものではあるものの、

あとは「乗り切るんだ!悟れば極楽!」
「苦しみなくして成長は無い!」
とか、言いながら応援しているのでしょう。

もうイジメなのか、慈悲深いのか、ようわかりません(^^;)

が、そのルールの中で生きている以上は、
どっぷり苦につかり続けるよりは、

早くクリア!することを考えた方が良いですよね!
笑う門には福来る!
それが悟るってことなのでしょう(^^)