秋の日に...。

こんにちは!
まだまだ暑さも感じながら、秋も近づいてきています。
そういえば少し昔のこんな季節に「先生助けて下さい!」
という相談がありました...。

聞けば「生霊」に憑りつかれてひどい事になっていると、
体重は激減、歩く事もままならず、外出もできずに数か月。
体中がしびれ、ぴくぴくと動き痛みもある。

聞けば、とある占い師さんに怨みを買ったらしく、
その方が別の方に依頼して生霊を飛ばしていると。

なぜにそのような事が分かったのですか?
更にまた別の占い師さんに原因を尋ねた所(当たると有名な)
そう言われたと。

が、たまたまその生霊を飛ばしているという方を
知っていましたので、「それは無いと思いますよ!」と、
お伝えしましたが、一旦そう入ってしまったものは
聞く耳をもたないようで、

基本的に(嫉妬、妬み、恨み)があると生霊も生じる事もありますが、
厳しい所もありますがサッパリした方ですし、
仕事も忙しく充実し、成功していたと思います。

日々、次々にやって来る相談事に対処する仕事は、一人の事に
長期間にわたり囚われるとか恨むとかは実際、出来ません。
ましてその方は嫉妬されても嫉妬する理由もなく、誰かに頼もうが
何だろうが、恨み辛みは最終的に自分に悪影響がくるであろうことは
誰よりも知ってします。

「そんな無駄な事は絶対にしませんので、大丈夫です。
私には特に嫌な感じもしませんし、
まずは病院に行った方が良いですよ!」という事を話しましたが
多少ならお金も積むので、何とかならないですか!と、

「ごめんなさいね、私はお役には立てません。」
と、お答えするしかありませんでした。
生霊だと信じ切っている為に病院にもいかず、
いろいろお話したところで信じて疑わず、シャーマン的な?祈祷や
派手なパフォーマンス生霊返しでスッキリ!を期待されても、
それは私には出来かねますしね。

と、そんなことを思い出しました。

「思い込み」は身体にも異変を起こしかねないほどの
強力さを持っています。
生霊と聞かされて、無意識に恨み返しているのが原因では
ないかと思います。

つまり、生霊を飛ばしているのは自分だったのかもしれません。
そこだけに囚われたエネルギーを使い、自分が体調を崩す。
が、相手の方が強いですからね、自分に戻るでしょう。

見えないものは見えないのですから、占いや心霊もすべてを信じ
切らずにそこから自分で考えてみる為のヒントのようなものと、
思っていかなければ危険が伴います。
人を恨めば穴二つ、

あくまで「自分が中心でありすべて」であると思える自分が育つ
までの試練かもしれないですね。