悪魔のおはなし7

前回神の子と日々繋がることで 悪魔たちが次第に神化していることに

気が付いて 戸惑うお話しをしました

今回は神々達が協力し合い 大勢の悪魔たちを神の国へ帰すお話しをしていきます

令和元年5月31日

ついに大勢の悪魔たちを神の国へ帰す時がやってきます

闘いに疲れ果てた悪魔たちは 神の子が神の国へ帰してくれる日を 今か今かと待ち望んでいました

2月に帰りたくても帰れなかった悪魔たちは 合わせて約2兆にも及びます

実は神の子はこの日を迎える前から 悪魔たちに呼びかけ 集合するように伝え続けていたのです

集合場所として定めた地はサーフィンで有名な神奈川の湘南

神の国へ帰す当日

青空が広がり 澄み渡る海上に 帰ることを決意した悪魔たちは皆集合していました

悪魔たちは皆 サーフィンボードをわきに抱えて 海に泳ぐ気合MAXで待ち構えています

「とっとと 早くしてくれ! なにやってんだアイツ(神の子)は!」

せっかち気質の悪魔Aが叫びます

するとそれに合わせて他の大勢の悪魔たちも

「そうだそうだ! オレたちは帰りてぇ! 帰してくれー 帰してくれー 帰してくれー」と

大合唱して叫びます

すると賢さが売りの悪魔Bは

「バッキャロー! 黙れ! お前ら! そんな大声出したらあいつらに見つかっちまうじゃねぇか!」とプンプン怒り出しました

あいつらというのは 神の国へ帰ることを拒んでいる悪魔たちのこと

実は悪魔たちの中でも 帰りたい派と帰りたくない派で 分裂が起こっていたのです

帰りたくない派の悪魔たちは 帰りたい派の悪魔たちを 阻止しようと躍起になっていたのでした

ちょっと弱気な悪魔Cはこう言います

「悪かったよぉ そう怒らないでくれよぉ 静かにするからよぉ」

するとその時です

神の子の掛け声が聞こえてきました

「さぁ みんな 準備はできたかい?いくよ! 3・2・1 GO~!!!!」

悪魔たちは一斉に ボードに乗って湘南の海へ飛び込み 泳ぎ始めました

悪魔たちを無事 エホバの元へ帰すために

世界各国の大勢の神様が 力を貸そうと駆けつけてくれました

悪魔のボードを速く進めるために 神様たちは力を合わせて 魔法をかけます

しかし! どこでどうバレたのか

帰らない派の悪魔たちが 帰すもんかと言わんばかりの勢いで 追いかけてきたのです

帰りたい派の悪魔たちは 捕まってたまるか!と必死になって 泳ぎ 深海へと潜っていきます

深海は神の領域

他の悪魔たちがいくら阻止しようとしても  そこから先は 決して手出しをすることはできないのです

大半の悪魔たちは阻止されず 無事に神の国へ帰ることができました

世界中の神々達は それはもう 大喜びです

神たちは感極まって 各国の踊りを 踊り始めるのでした

※神様は高次元の世界の存在なので 人間世界の中でも 一瞬で行き来することができます

エホバから与えられたお仕事のために 世界各国に分散して お役目を果たしているのです

無事に帰れた悪魔を合わせると その数なんと49995億体にも及びます

帰ることができた悪魔たちはその後 神になるための儀式として

神の国の食べ物を与えられるのでした

悪魔の子供たちはチュッパチャップスキャンディーでしたが 

今回の悪魔たちには ピザが与えられたのでした

しかし 残念ながら 合わせて5億体の悪魔たちは

帰りたくない派の悪魔たちにより

帰ることを阻止され 捕まってしまったのです

捕まった悪魔たちは大きな鳥かごに放り込まれ 閉じ込められてしまいました

次回に続く