非言語...

無意識にするしぐさを「ボディランゲージ」と言いますよね、
非言語コミュニケーション...もちろん、表情や目つきも含めですが、

これに敏感な人もおりまして、
そんな方のお悩みが「身振り手振り付きで話す人がどうも苦手なんです。」
「その態度が嫌なんです!」→態度=ボディランゲージ、
そんなお話を聞くことが良くあります。

もちろん女性が、それを強く感じる場合が多いようで、
外国人ですと、身振りの大きい人は余裕のある人と感じるようですが、
日本人は、そう感じるか難しいところかもしれません。

気になる部分って、むしろ非言語の部分が多いようにも感じます。
逆に、空気を読まない傾向の人は、今その話はマズイ、ストップして欲しい
、必要ない、

という上司や周囲のボディランゲージを無視ではなく、気づかずに
ひんしゅくを買ってしまいがちな人もあり、

気付かなくても困る、気付きすぎても苦しくなる...。

周囲の人の目線や態度が自分をバカにしたようなものに感じる、
などなど繊細な心の持ち主は、そんな所に悩んだりしています。

外国人や男性は、わりと感情をはっきり示します。

そんな非言語とは人を傷付ける場合もあり、「そんなこと言ってない!」
と言っても、非言語の部分(態度)がはっきりとモノを言っていることがあり、
人に対し否定的なしぐさが単純に癖になっている人は非常に損だと思います。

昔の話ですが、知り合いで女性ですが腕組をするのが癖の人がいましてね、
話を聞くのも、話す時も、音楽を聴くのもスッと腕を組む、無意識に...

ある時、ごく小さなコンサートみたいなものがあり、歌っていたのは外国人の
男性だったのですが、その会が終わり人が引き始めた時に、突然その彼女を指差して、
怖い顔で罵りだしました。

「何?私の事...?」と、聞いてきたので
「わからないけれど腕組をしていたからじゃないかな...」と伝えると

「え?そう?」と、腕組をしておいた事に気づいていないようで、そして
「そうかもしれないけれど、なんでそんなに言われなければならないの?」
と逆に怒っていましたが^^;

拒否されたとか、馬鹿にして見ていたと思われたのでしょうね。

彼女は、姉御肌っぽい優しい人でした。しかしやはりキツク見られがちで、
うまが合わない人と見られる事も多かったように思います。

腕組だけでなく、そういう否定的なあるいは高圧的な態度が癖に
なっていたんでしょうね、素敵な人だったのですが、それがマイナスに働いていたと思います。

女性がバックを前で両手でしっかり持っている時は「防衛」の気持ちだったりしますので、
腕組も、その時期は常にそんな無意識が彼女にあったのかもしれませんが...。

猫背な男性ってパッと見に覇気があるようには見えないと思いません?
知らず知らずに親の癖を引き継いでいる事もありますしね、

人間関係では、言葉とこの非言語コミュニケーションで
その人のイメージも成り立っておりますので、自分を見直したいとき、

自分で気づかない所を、伝えてくれる身近な相手こそ
大事にすると良いかもしれません。

そして、自分に向けられた非言語の部分それが全部と思う事も無いですし
恐れすぎる必要もない様には思います。が、気をつけたい所でもありますね...。

ええ、もちろん私も^^;