今日は質問にお応えします。
「主人が厄年で心配です。前回も病を発症させたので恐くてたまりません。」
はい、厄年ですね、
厄年は、平安時代にはすでにあったらしく陰陽道的な考えらしいのですが、
科学的根拠はなく曖昧なものらしいです。
陰陽師末裔の光輝先生の話によれば、厄年というのは統計学で、
男性であればその年齢に病気、仕事でのケガが多かった。
女性は、出産、病に関する障害が多い年頃という
データーが、あったところから出来たもの、という事でした。
あくまでデーターですので、絶対ではありませんし、
人によって違うのも当然です。
そして、平安時代以前からのデータと、令和の今が一致するのか?
栄養状態も良い今は身体もその頃とは、やや違うようにも思いますしね、
おまけに考えれば前厄、本厄、後厄と3年あれば、何かしらの凶事が
引っかかっても無理もない様な感じがしないでもありません。
とは言いつつも、個人差やズレはあれども「人体」としての「変わり目」である事は
そうなのだと思います。
「厄年」という言葉の恐怖に陥るより、それぞれの年代で、
「心身の変わり目を意識すべき時である」と教えてくれているもの、と
考えた方が良いかもしれません。
何歳の厄に気を付けろ!などもありますが、今は長生きになったので、
最後の厄が要注意だそうです。意識しておきましょうね!(^^)
同じく「大吉」「大凶」などもありますが、これは婚礼と葬式が重ならないようにした
ものだそうです。これは義理堅い日本人には必要だったからでしょう。
その日の指針としての役割もあったのでしょうね。
アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなどに今日は大吉!大凶って、無いですよね(^^)
それでも、だからどうでも良いという訳でもなく、日本人には何事も万全が一番です。
風水は世界中でもアジアにのみ影響のあるもののようです。
つまり土地のエネルギーの影響が強いという事ですね。
なんでもそうですが、「過剰」にならない事が大切かと思います。
なぜなら、過剰な不安はその現実を引き寄せやすくなるからです。
先人の教えは有難く頂き、丁度良い位置に置いておきましょう!!(^^)
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