どこまで頑張るか...。

00414.JPG

部署が変わり、上司は仕事は出来るが変わり者と有名で、
とてつもないパワーはあるが、何をやらかすか分からない、
なかなか付いていけないクセのある人だったりする事があります。

それでも食らいつく様に頑張り、早朝から出勤してむちゃぶり満載の
仕事をこなし、鍛えられ、数年かけてようやく少し認められるようになり、
そこそこ大きな仕事も取れるようになった。

「本当に良く頑張ったね~!!」
そんな矢先、上司が暴走...。

これは、もう少し良く調べるべきなのでは?
という不安から意見したところで、

「大丈夫だ、お前はそんな弱気だからダメなんだ!」と、一喝され続け、
同僚の誰かと比較され続け、本当にギリギリとなってしまったが、
自分で必死で調べ上げて、

ものすごい勇気で、下手をすると「法律的ペナルティー」もありうる
案件だと訴え、ようやく上司も理解し歯止めがかかった。

が、今から改正したところで、すでに間に合うか否かの瀬戸際...。
周囲の人たちは、彼女が悩んでいたことを知っています。

が、上司からは理不尽な𠮟責と、自分が担当の仕事なだけに
突き進む上司を止められなかった責任は自分にあると思い込んでしまう。

S.「馬鹿言ってんじゃないわよ!そういう人はこちらが謝ったら
終わり!全面的にミスを認めた事になり責任を押し付けられてしまう。

世間的には、部下のミスは上司の責任といわれても、
結局、自分のミスは認めないでしょうし、その力は大きいです。

事実、そうして過去にも何人かが消えていったのだそう。

悔しいですよね、悔しいからこそ、
ここで歯を食いしばって、もっと仕事で自分をその上司を
認めさせたくなる。

S.「また何を馬鹿な事を言ってるわけ?(^^)そんな事を真面目に
言ってたら、気が付いた時はあなたは定年目前になってるわ!
結婚もしないで会社に骨を埋める気なの?」

「えっ?...確かに...、今の言葉をメモしておきます~っ!!!!」

妙齢の彼女が、婚活を犠牲にしてまで数年頑張った事をすっかり忘れて、
仕事一筋になっているのでした。

「とても良いもの」を持っているのに、どうしても自分に自信が無く、
好きな人は結婚してしまい、あまり集中力の無い彼女にとって、
この数年は泣きたくなるほど辛くとも、人生には「宝」の経験に
なったと思います。

元々、数年と私は思っていたので、そういう事件が起きるのも
神様の采配かと思いました。

ひどい無茶ぶりも、その人間性の底が見えても、
ここまでがんばったのだから!という思いと、
仕事が出来る難しい人から認められる、というマジックがあるのでしょう。


しかし、女性としても生きたいのなら、どこで引き返すかですね。
会社を辞める必要はないですが、まあ、部署を変えて貰うなどして
ボチボチその上司から卒業しても良いかと思いました。

彼女はもう大丈夫!

でもね「自分を変える」そんな人も自分にとっては
「運命の人」ではあるんですよ!(^^)