公開お悩み相談「不倫の末に結ばれたけど彼が元妻の所に・・・」

こちらの公開お悩み相談は、以前ブログに掲載しておりましたが、ブログ移転に伴い、データーが破損し多くの記事が削除されてしまいました。そのため、今後少しずつ、以前掲載されていた記事をアップしていきたいと思いますのでご了承願います。


公開お悩み相談・maikoさまのご投稿
「不倫の末に結ばれたけど彼が元妻の所に・・・」

はじめまして、山本先生。
ブログをいつも楽しく読ませていただいております。
私も不倫の恋で悩んでいたので、ブログを読んでは励みにしていました。
ただ・・・不倫の恋で悩んでいた時は、何も見えていなかったように思います。
あんなに願っていたことなのに・・・。
彼が家庭を捨てて私をようやく選んでくれたのに・・・まさか、こんなふうに悩むようになるなんて・・あの頃は想像もしませんでした。
まさか、彼と一緒になったとたん、今度は彼を失う不安で胸がつぶれそうです。
彼とは8年間不倫関係でした。
彼には奥さんと子供が2人いて、どうしても離婚はできないと言われ続けていました。
けれど私も、そろそろ年だし、子供も欲しいので、別の人との結婚を考えた方が良いのかな・・・と考えるようになり、彼のことを諦めるようにもなっていたのです。
そんな矢先に、奥さんに私たちのことがバレてしまったのです。
彼はあんのじょう、私との関係を清算し、家庭に戻ってしまいました。
その時は死にたいと思ったほど、傷つき立ち直れそうにもありませんでした。
けれど、驚いたことに彼は、戻ってきてくれたのです。
私と別れて、私の存在にはじめて気付いたと言ってくれたのです。
私が子供を産めるギリギリの年齢も近付いていたので、二人で話し合い、子供を作り一緒になろうと二人で決断したのです。その時は人生で一番幸せだったと言えるくらいでした。
でも、私が妊娠し、子供を出産して子育てに追われるようになると、彼との関係が少しずつギクシャクしはじめたのです。
私には余裕がなく、そのことに気付けなかったのが悪かったのかもしれません。
彼は元奥さんに子供のことで呼び出されて相談とかこつけては、元家族に会いに行くようになったのです。私が反対して嫌がると、今度は内緒で会いに行くようになったのです。
彼は前の子供の養育費を払っていて、家計はとても苦しいのですが、さいわい、私は公務員をしているので、なんとか生活している状態です。
せっかく彼と夫婦になれたのに、彼の元家族への経済的援助ばかりでなく、精神的にも支える彼に不満がつのります。
彼は前の奥さんとよりを戻したいのでしょうか?
小さい子供を抱え、不安な毎日です。
彼はどうするつもりなのでしょうか?
先生どうかご助言お願いします。
よろしくお願いします。

公開お悩み相談・maikoさまのご投稿「不倫の末に結ばれたけど彼が元妻の所に・・・」への回答です。

maikoさま、このたびは公開お悩み相談へのご応募、誠にありがとうございました。=gomen01=

8年間の不倫関係の末にようやく結ばれたのですね。どんなにつらく苦しかったことでしょうね。長い歳月の末に念願が叶ったものの・・・今度は彼を失う不安で胸がつぶれそうなのですね。
不倫の恋とは、普通の恋よりもハードルが高く試練が大きいものですね。けれど、乗り越えて今があるのですから、ご自分の底力を信じましょう。

maikoさまのお役に立てれば幸いです。占いましたので、参考になさってくださいね。

彼の気持ちをリーディングしましたところ、元妻や家族のもとへ戻るつもりはないようですから、どうぞ安心なさってください。

ただ、後ろ暗い気持ちがあり、元妻の相談を無下にもできない様子です。彼の気持ちのなかでは、現在の家族はmaikoさまであり、人生を共に歩むパートナーとも考えているようです。

彼は離婚してけじめはつけたものの、心の中までは整理がついていない所があるようです。それは、迷っているわけではなく、自分の幸せのために、元家族を犠牲にした・・・という後ろめたさや、後味の悪さのような感覚をぬぐい去れないでいるようです。

彼はmaikoさまとの未来の日常を平穏無事に明るい気持ちで過ごすためにも、元家族への懺悔の気持ちをリセットする儀式のようなものが必要だと考えているようです。

元家族が自立できるまで、自分を必要としなくなるまでは、彼なりの務めを果たそうとしているようです。
一方、元妻は彼の優しさを誤解し、やり直すための戦略として彼を呼び出している様子です。
仮に、元妻がやり直すための戦略として、彼を癒したり、尽くしたり、喜ばせるような愛情表現をしていたなら、彼の心も揺らいだかもしれません。

けれど、元妻は、彼に頼り、甘え、相談するばかり。
彼を「愛している」というよりは、彼に「愛されたい」と願っているようです。
彼が離婚した理由について考えたり、反省する、という姿勢ではないようです。
彼は、やがて気付き、感じることでしょう。
元妻と離婚した理由が、maikoさまとの不倫関係のためでなかったことを。
そして、元妻に愛されず、家庭に居場所がなく、寂しい気持ちになっていたことを。
元家族と共に暮らす意味が見いだせずに離婚に至ったのだ・・・という理由を。

彼がmaikoさまと再出発を決めたのは、「愛されている」と確信したに他なりません。そして、maikoさまは、彼の事情や気持ちを理解し、受け止めてくれる・・・と信じているようです。
元妻とは分かり合えなかったけど、maikoさまとは分かり合える・・・と。

彼は元家族への役割を果たし終えた・・・と、時期に気持ちの整理もつきそうです。
ここで彼の信頼を裏切っては、今までの苦労が水の泡になりかねません。
彼の心の整理がつくようお手伝いすることで、彼の気持ちは不動のものになるはずです。

愛する者に優る者なしです。
彼と共に暮らす今こそ、元妻と比較されるリスクがあることに目をむけましょう。
そして、元妻は彼を失望させましたが、maikoさまは、彼に愛と希望を与えられることを信じ、ご自分の底力を今こそ発揮なさってください。

maikoさまの幸福を陰ながら応援しております。

山本梨花子