相手を虜にする法則3

137197.jpg前回は、「惨めさやカッコ悪さ」と「恋する情熱」を天秤にかけ、「やっぱり恥はかきたくない」と思う気持ちの方が強いと、お相手の心を動かすことは難しい、と書きました。

なぜなら、お相手を振り向かせて両想いになるためには、恋の情熱が不可欠だからです。

ロミオとジュリエット、追憶、僕の美しい人だから、小さな恋のメロディなどなど・・・思いつく恋愛映画のストーリを思い浮かべてほしいのですが、まずは、どちらかが先に相手のことを好きになり、恋に落ちている?はずです。

二人が同時に恋に落ちる、というラブストーリーは記憶にない?です。

だいたいは、どちらかが熱烈に相手に恋をして、恥をかいたり、プライドを傷つけられたりしながらも、引きさがらず、一途に、痛々しいほどに相手を欲し、情熱をほとばしらせているものなのです。その情熱にほだされて、あるいは影響されて、徐々に相手のテンションも上がり、やがて恋が成就する・・・という展開になっているものです。

「追憶」ではロバートレッドフォードに恋をするバーブラ・ストライサンドが、それはそれは努力を重ね、一途に情熱を傾けて、両想いになっていく。けれど、周囲の目に二人は不釣り合いで上手くいかない、恋人になるなんてありえない・・・というくらいの先入観があったのだ。けれど、バーブラ・ストライサンドの恋する情熱は誰にも負けなかった。だから、振り向かせることができた・・・と感じます。ストーリーの展開はその後紆余曲折あるのですが・・・。

そして、小さな恋のメロディでは、マークレスターがトレーシーハイドに一目惚れして恋に落ちるけれど、最初は相手にしてもらえない。何度も冷たくされたり、無視されたりするし、クラスメートにも噂になり、笑われたりからかわれたりもする。けれど、めげずに恋する情熱を持ちつづけて注ぎ続けていたら…ある日、彼女も勇気をもって振り返るようになるのです。トレーシーハイドも実は彼のことが好きで気になっていたけれど、周りの目があって素直になれず、気のない素振りを見せていただけだったのだ・・・。

恋愛映画から学ぶことが多いですから、恋をしたら、恋愛映画を観て知恵を拝借しても良いかもしれませんね。

恋愛映画を主人公でさえも、恋で七転八倒していることがわかると思います。
簡単に両想いになるより七転八倒して恋を成就させる方が、自分磨きになりますし・・・・。
両想いになれた達成感もあります。

胸キュンして恋に落ちたなら、七転八倒してみる価値があると思うのです。

オトナの恋は、ルックスより中身が勝負。
だから、自分磨きが役立つし、必要にもなってくるのです。
そのためには、恋するたびに七転八倒して、成長して、さらに愛される女性へと変化できる、ということにつながっているともいえるのです。

苦しみと幸せは表裏一体。
苦しみを多く経験するほど、その人に魅力が備わることでもあるのです。

大人の恋にはその魅力が不可欠になるのです。

たとえば・・・続きは、また次回お話ししましょう。

前向きなあなたなら 素晴らしい恋の関係性がきっと築けますよ
by 山本梨花子