こんにちは。
いつもありがとうございます。
そろそろお盆だったり、夏祭りの季節ですね。
女性は浴衣を来て出かけるかもしれません。
ちょっとここでフィクションとして書きますね。
ある女性が彼氏とデートに出かけて歩いていたら、彼氏が他の浴衣の女性をみて
振り返ったとします。
ここで、もうそれだけで、彼女がすごく苦しみ出す場合があるんです。
彼氏が他の女性を見た→私よりもあの人の方が魅力的なのかも→
彼氏は私といても幸せじゃないんだ→ほら私はやっぱり愛されない、私には価値がない、、、
とたんに胸がナイフで刺されたように痛くなり、、
そして不機嫌になって彼氏を責めたりすると、ケンカになり、、、
でもこの女性の苦しみって、自作自演だということがわかりますか?
彼氏は何も言っていないんです。「君よりあの子の方がいいな。君には価値がないよ。」
なんてことは、一言も言っていないんです。
では、何が彼女の苦しみを作っているのか、それは、もともとあった【自信のなさ】です。
【自分は価値がない】という思いです。
もともとそういう思いがあると、彼氏がちらっと他の女性を見ただけで、
彼女の中に反応がおこります。自分に都合の悪い、様々な意味づけ、解釈が繰り広げられます。
そして、彼を勝手に加害者にして、自分を被害者にして、苦しむ。
自分の胸をナイフで刺しているのは、彼ではなくて、彼女自身なのです。
もし、彼女に自信があったら、どうでしょう。自分は価値があると思っていたら、
どうでしょう。
彼が誰を2度見しようが、あまり気にならないでしょう。
自分が苦しくなるような反応は起こりません。
もしかして、「あの女性の浴衣の柄いいな」なんて思うかもしれませんが。
自分を下げるような感情は発生しないでしょう。
ですから、ケンカにもなりませんし、デートを楽しめたことでしょう。
私たちは、日常の中でこのような自作自演を、無自覚にたくさんやっています。
なんだか相手にハラが立つとき、相手を加害者にして勝手に傷付いているとき、
自分を苦しめているのは、相手ではなくて、自分の中の意味漬け、解釈です。
【自信がない】【自分には価値がない】というベースの思いにのっとって
ほらやっぱり! というような解釈を瞬時につっくけます。
そして、その解釈を信じきっているので、まったく気付きませんが、自作自演なのです。
【彼女劇場】の中では、彼がちょっと他の女性を見ただけで、
彼女は彼氏に裏切られた可哀想な女性になっているというわけです。
ここで、自分が彼に捨てられて生きていけなくなるところまで、一気に想像できる場合も
あります。それも、彼女のイメージでしかないのですのが、彼女の中では
すごいリアリティがあります。
彼がちらっと見た、知らない女性が自分を不幸にした、とさえ思い、
恨むことすらあるかもしれません。
彼女は、脳内で起こっている【私ってなんて可哀想な女】になりきってしまっていて、
先週、彼氏がごちそうしてくれたディナーも、やってくれたことも、
すべて消し飛んでいるのです。
これは、とても冷静に自分を見るとわかるのですが、
彼女の心の中で起こっただけの自作自演です。
☆☆☆
皆様の夏のデートが、楽しいものでありますように。
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