こんにちは。
いつもありがとうございます。
台風が来ていますね。
お盆の中、交通機関など、いろいろ影響があって大変な方もいらっしゃると
思います。気をつけて移動されてください。
個人的には、台風は自然がいっきにいろんなことのバランスをとってくれている気がして
すっきりするので大好きです。
バランスと言えば、何回もとりあげている被害者意識というものがあります。
「悪いのは全部、環境や他人のせい。自分は悪くない。」
他人への怒り、恨みが発生しやすく、他人への攻撃にもつながります。
これは、いろんなところでよく取り上げているので、ご存知の方も多いと思います。
でも、あまり語られませんが、加害者意識、というものもあります。
被害意識の反対です。一見、自分が物事の責任をとるという姿勢はよさそうにも
見えますが、ポイントは、「過度に」自分が責任を感じているところです。
「悪いのはみんな自分のせい。すべて自分の責任。私が〜していれば、、」
自分への怒り、悲しみにつながり、自分を過度に責める傾向があります。
これは、どちらも、バランスを欠いています。
被害者意識の人は、自分の間違いや問題点をみようとしませんし、自分優先で
他人を大切にすることはできません。
加害者意識の人は、他人の間違いや問題点まで、自分の責任にしてしまい、
罪悪感があるので、自分を大切にすることができません。他人優先になります。
そして、どちらもとても感情的に、自分、または相手を責め続けてしまうので、
客観的に状況や、本当はどちらに責任があるのかを見極めることができません。
要は、視点がすごく偏っていて、バランスが悪いのですが、そこには気がつかないのです。
どちらが悪いでもなく、どうしようもないこと、という視点があるのですが、
それも見えません。
ここからここまでは、自分の責任、ここからは、あなたの責任、
これは、どちらが悪いのでもなく、どうしようもないこと、など見極め、
感情的にならず、冷静に各々が改善できるところは改善する、ということが出来れば
よいのですが。
ちなみに、最悪の組み合わせは、過度な被害者意識と、過度な加害者意識の人が
一緒にいることだと思います。
あなたがすべて悪い!→そう、自分が全部悪いんです、、となり、
バランスが崩れたままの苦しい状態で、ぴったりはまってしまうのです。
自分たちの状態に疑いをもてないので、ずっと苦しい状態が続くことでしょう。
何事も、バランスは大事です。
よいお盆をお過ごしくださいませ。
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